オープンスタンダードのサポート
ETAS ISOLAR-Aは、Eclipseプラットフォーム上に構築されていて、オープンで拡張性に優れたツールアーキテクチャになっています。 そのため、ユーザー独自の機能をプラグインなどの形で組み込むことができます。
ISOLAR-AはEclipseベースの標準化されているAUTOSAR XMLファイルフォーマット(.arxml)を使用するので、 SVNなどの構成/バージョン管理システムにきわめて簡単に接続できます。また、AUTOSARベースツールのデファクトスタンダードであるAUTOSARツールオープンプラットフォーム(Artop)のデータモデルもISOLAR-Aの基盤となっています。
さらに、ISOLAR-Aには開発者の業務をサポートする汎用エディタや独自のエディタがそろっています。また、開発者はISOLAR-Aのインポート機能も利用できます。これは、AUTOSARのネイティブフォーマットではないDBC(SAE J1939、ISOBUS 11783を含む)、FIBEX、LDF(SAE J2602を含む)、ODXなどをAUTOSAR独自のSystem Extract、ECU Extract、Diagnostic Extractと同じように再利用できます。
ISOLAR-A はAUTOSARソリューションの一環として、ETAS製や他社製の他のAUTOSAR準拠ツールと統合することができます。以下のETASツールは、連続生産で何百万回も使用された実績を誇っています。
- ETAS ISOLAR-B(ベーシックソフトウェアRTA-BSW V3.x以降を対象とするコンフィギュレーションツール)
- ETAS RTA-RTE(AUTOSARランタイム環境ジェネレータ)
- ETAS RTA-OS(オペレーティングシステム)
- ETAS RTA-BSW(AUTOSARベーシックソフトウェア)