この高度でロバストなETAS RTA-RTEジェネレータは、AUTOSAR Release 4.xおよび3.xに準拠するランタイム環境を生成します。
RTA-RTEを使用して生成されるランタイム環境はターゲットに依存しないMISRA C*コードなので、さまざまな開発環境やECUプラットフォームとともに使用することができます。また、RTA-RTEは安全度水準ASIL-D(Automotive Safety Integrity Level D)までのアプリケーションについてのISO 26262認証も取得しています。
PCベースのコマンドラインツールであるRTA-RTEを使用すると、ランタイム環境の生成に関連する典型的なタスクを容易に実行することができます。
- 入力コンフィギュレーション用の情報(XMLフォーマット)の妥当性確認
- オペレーティングシステムコンフィギュレーション用データの生成
- シンプルなデバッグオプションの提供
ランタイム環境のリソース要件を最適化することはRTA-RTEの重要な機能の1つです。ユーザーはコードサイズ(メモリ要件)とランタイム要件(プロセッサリソース)のどちらを最小化するかを指定することができます。
ECUソフトウェアのインターフェース定義だけを行いたいOEMのお客様には、Contract Phase(コントラクトフェーズ)ライセンスをご利用いただけます。すべての機能をご利用になりたいお客様はGeneration(生成)ライセンスをお選びください。
* MISRA C(英国自動車関連ソフトウェアの業界団体Motor Industry Software Reliability AssociationによるC言語コーディングガイドライン)はCプログラミングの標準規格の1つです。プログラミング言語Cの言語サブセットを規定しています。