CBS10xスマートラムダセンサケーブルには以下の3つのバージョンがあり、それぞれBoschワイドバンドラムダセンサとともに使用できます。
- CBS100:酸素含有量O2、ラムダ値λまたはポンプ電流Ipの関数としてアナログ電圧を出力
- CBS104:LSM11ラムダセンサの代わりとして、酸素含有量O2の関数としてアナログ電圧を出力
- CBS105:酸素含有量O2、ラムダ値λまたはポンプ電流Ipの関数として電流を出力
出力信号/計測変数 | CBS100.1-2 | CBS104.1-2 | CBS105.1-2 |
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出力信号 |
電圧 |
電圧 |
電流 |
酸素含有量 |
✓ |
✓ |
✓ |
ラムダ |
✓ |
✓ |
|
ポンプ電流 |
✓ |
✓ |
Bosch LSU 4.9センサを使用して
CBS10xラムダセンサケーブルには、自動車エンジンECUのラムダ制御システムに長年使用されて確たる実績を上げてきた信号処理方式が採用されています。このケーブルエレクトロニクス部品にはLSU 4.9センサヒータ用の制御システムおよびラムダセンサ信号用の信号処理ユニットも内蔵されています。
CBS10xケーブルには、LSU 4.9センサを直接接続できるRB150コネクタが付いています。
Bosch LSM 11センサを代替
LSU 4.9ワイドバンドセンサとCBS104を組み合わせれば、すばやく簡単にBosch LSM 11スイッチングタイプセンサを代替できます。CBS104ケーブルはLSM 11センサの-20mV~+80mVというナローレンジの出力信号をエミュレートするので、LSU 4.9とCBS104の組み合わせはLSM 11スイッチングタイプセンサと電気的に互換になります。
ハードウェアのサポートについて、詳しくは ラムダモジュールのページ をご覧ください。