テクニカルデータ

 

寸法・重量

寸法(H ×W ×D) 36 x 127 x 160 mm
重量 約850g

環境条件

温度範囲 -40ºC~+50ºC(動作時)
-40ºC~+85ºC(保管時)

電源

動作電圧 6V~32V DC
消費電力 14W(通常)/20W(最大)
スタンバイ電流 < 25mA

PCインターフェース

イーサネット接続 10/100/1000 Base-T
プロトコル TCP/IP
IPアドレス 動的に割当て

シミュレーション・ターゲット

メイン・プロセッサ NXP PowerQUICC III MPC8548, 倍精度浮動小数点ユニット(800 MHz clock)

メモリ

RAM 512 Mbyte DDR2-RAM(400 MHz clock)
フラッシュ 64 MByte
NVRAM 128 kByte

ECU/バス・インターフェース

ETK チャンネル数:1
動作モード:Basic、Compatibility、Advanced
バイパス手法:フックベース、サービスベース V2、サービスベース V3 [1]
ECU チャンネル数:1
動作モード: XETKインターフェース、iLinkRT
バイパス手法: SBB(サービスベースバイパス) V2
応用: XETKによる計測/適合/バイパス、INCA-MCE[2]を用いたiLinkRT™経由のテストベンチ接続
CAN チャンネル数:2
高速CAN、低速CAN対応
LIN チャンネル数:2
LIN V2.2A対応

その他のインターフェース

拡張モジュール用スロット スロット数:1
ES920(FlexRay 1ノード/2チャンネル)、ES921(CAN 2チャンネル)、ES922(CAN FD 2チャンネル)の組み込み用スロット
IO チャネル数:1
動作モード:デイジーチェーン、EtherCAT
超小型計測モジュールES400シリーズ、および空燃比計ES63xシリーズによる計測、INCA-MCE向けテストベンチEtherCAT接続 [3]対応

ウェイクアップ機能

SPポートによるウェイクアップ制御(緊急停止やシャットダウン等セキュリティ機能用)
PC イーサネットウェイクアップ
CAN CANウェイクアップ

セーフティ/コンフォート機能

サービスポートのウェイクアップ制御入力
オペレーティングシステム アドバンスト・ユーザー・ウォッチドッグ
LED クイックステータスチェック用
ユーザーLED ユーザープログラマブル
ブザー ユーザープログラマブル
バッファド・リアルタイム・クロック バッファ時間:2日(最低)、25°C時1週間(通常)

対応するETASソフトウェア [5]

INTECRIO、ASCET-RP、INCA、INCA-EIP、 ODX-LINK/ODX-FLASH(CAN経由の診断およびフラッシュ書込み)、INCA 向け INCA-MCE [4]、RTA-TRACE、HSP

注記

[1] ES910.3専用(ES910.2は適用外) INTECRIO V4.0, HSP V9.4向け SBB V3
[2] ES910.3専用(ES910.2は適用外) INCA V7.0, INCA-MCE V1.0, HSP V9.4向け iLinkRT
[3] ES910.3専用(ES910.2は適用外) INCA V7.0, INCA-MCE V1.0, HSP V9.4向け EtherCAT
[4] ES910.3専用(ES910.2は適用外) INCA-MCE V1.0用INCA V7.0, HSP V9.4.
[5] ETASの担当者にお問い合わせの上、対応しているバージョンをお求めください。

本製品は自動車用アプリケーションでの使用のために開発、発売されています。他ドメインで使用する際は、ETASまでお問い合わせください。