XETKでは一度に最大4個のXCP通信チャンネルを扱うことができます。これにより、PCベースの複数のアプリケーションソフトウェアからXETK付きECUへの同時アクセスが可能です。ネットワークモジュールを使用すれば、複数のXETKデータラインをホストコンピュータに接続できます。これは、複数のECUに分散しているシステムの適合や、複数のプロセッサを搭載しているECUにより実装されているシステムの適合を行う場合に興味深い方法です。このような場合には、各種ECUのXETKデータをハードウェアベースの時刻同期プロセスにより調整できます。
ETKに完全互換
ETKとXETKは、インターフェースと物理的寸法のどちらの面でもECUに完全に対応しています。どちらのインターフェースもINCA、INTECRIOおよびASCET開発ツールに等しくサポートされています。
XETKとETKのどちらを使う方法にも、コスト上のメリットがあります。XETKを搭載すればPCインターフェースモジュールについての支出は不要になります。また、ETKは最も経済的なECUインターフェースです。
特長
- ECUとPCを直接接続
- オープンスタンダードベースのアーキテクチャ(Ethernet、XCP)
- 最高のパフォーマンス – 10 µsという高速のラスタをサポート
- 1つのECUに最大4つのアプリケーションソフトウェアから同時にアクセス可能
- ETKと互換
XETK Products
アイテム | XETKタイプ | マイクロコントローラ・ファミリ |
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シリアル XETK |
Infineon Traveo |
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シリアル XETK |
Infineon TriCore |
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シリアル XETK |
Infineon Aurix |
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シリアル XETK |
NXP1 MPC5600 & ST SPC56x |
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シリアル XETK |
NXP1 MPC5700 & ST SPC57x |
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シリアル XETK |
NXP S32 |
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シリアル XETK |
Renesas RH850 |
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シリアル XETK |
STM Stellar |
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シリアル XETK |
Texas Instruments C2000 |
1 旧 Freescale