XETK搭載ECUや追加のインターフェースハードウェア、あるいは計測モジュールを接続して同期するために、 ES592、ES593-D、ES595モジュールには、PCポートに加えてEthernetインターフェースが搭載されています。このため、これらのモジュール同士を接続したり、これらのモジュールとES600やES400製品群の計測モジュールを接続したりすることも容易です。これらのモジュールはINCAにより完全にサポートされています。その他のツール環境にもES592、ES593-D、ES595モジュールを組み込めるように、ETASでは、ETASバスインターフェース統合パッケージ(EBI-IP)を提供しています。
主な特長
- 省スペース型のハードウェアモジュール: Ethernet/ XETK、ETK、FlexRay、CAN、LINのインターフェースを搭載
- 車載使用に最適
- ECUの適合、診断、フラッシュプログラミング
- バスのモニタリング、ロギング
- 信号を時刻同期して収集
- ETASのインターフェースモジュールや計測モジュールを追加接続可能な電源内蔵型Fast Ethernetポート
- INCAソフトウェアとシームレスに統合
- 既存のツール環境に組み込むためのオープンインターフェースを提供
計測データを時刻同期に収集
ES59xシリーズのモジュールを使用すると、LIN、CAN、FlexRay、またはEthernet経由で転送される信号を時刻同期にして収集することができます。そのため、これらのモジュールはたとえば、短いタイムフレームでECUからXETKインターフェースを介してEthernet経由で転送される信号をCANの信号と同期して収集するタスクに最適です。
計測テクノロジーをフレキシブルに増強
ES59xシリーズのインターフェースモジュールには、ECUと車載ネットワークだけでなく、ETASのES400やES600製品群のEthernet計測モジュールも接続できます。接続した計測モジュールには、データ転送ケーブルを介して電力も供給されます。
オープンインターフェース
ETASのEBI-IP(ECU/バスインターフェース統合パッケージ)ソフトウェアパッケージを使用すると、ECU/バスインターフェースを他社製アプリケーションに統合することができます。このパッケージは、ETASウェブサイトにあるダウンロードセンターから無料でダウンロードできます。