テクニカルデータ

ES891.2 ES892.2

寸法・重量

寸法 (高さx幅x奥行) 63 mm x 215 mm x 230 mm
2.47 in x 8.46 in x 9.05 in
重量 2.9 kg / 6.4 lbs

環境条件

温度範囲 動作時:-40 °C~+70 °C
保管時:-40 °C~+85 °C
相対湿度 動作時:85%、保管時:95%(結露なきこと)
試験 機械的衝撃、振動、落下、温度変化(EN 60068およびISO 16750に準拠)
保護等級 IP44
使用高度 海抜5000 mまで
スタンバイ時の電流範囲 標準値:最大 17 mA(12 V DC)
25 mA (最大)
動作電流範囲 最大 5 A(12 V DC)

電源

動作電圧 7 V~29 V DC
消費電力(12 V) 標準値:2.2 A(動作時)/12 mA(スタンバイ時)
電源管理(ウェイクアップ/スタンバイ) イーサネットトラフィックの開始/停止時に電源ON/OFF(PCまたはアップストリームモジュールON/OFF)
設定可能: CAN/CAN FD/FlexRayトラフィック開始時 電源ON
保護 最大32Vまで逆電圧保護、負荷遮断保護

ホストインターフェース

ギガビットイーサネット 100/1000Base-T x1
高速イーサネット XETK ECU インターフェース x1、または、計測モジュール/インターフェースモジュールとの接続用:10/100Base-T x1
ギガビットイーサネット XCP-on-Ethernetに対応したFETK ECU インターフェース x2
ETK-S20.1およびETK-S21.1を接続する場合は、アダプタケーブルが必要です。
または、計測モジュール/インターフェースモジュールとの接続用:10/10/1000Base-T x2

デバイスインターフェース

電源 接続している計測モジュールES4xx/ES6xxおよびXETK用
同期 時間分解能:1 µs

バスインターフェース

CAN/CAN FD/ CAN XL x5、またはCAN/CAN FD/ CAN XL x3 およびFlex Ray x1、LIN x1 CAN/CAN FD/ CAN XL x5またはCAN/CAN FD/CAN XL x3、LIN x1
CAN/CAN FD/ CAN XL [1] 5 チャンネル、高速CAN(2.0 Aおよび2.0B)
最大64バイトのCAN FDデータフレームを最大5 Mbit/sの速度で転送
CANトランシーバ: NXP TJA1462(SICを使用したシグナル改善機能)、CAN: 1 Mbit/s(最高速度)8 バイト(ペイロード)、CAN FD SIC:5 Mbit/s(より多くのノードとサブトポロジを使用可能)、8 Mbit/s(ポイントツーポイント接続)、64バイト(ペイロード)、CAN XL: 8 Mbit/s 2048 バイト(ペイロード)
FlexRay[1] FlexRay V2.1 インターフェース(A および B の 2 チャンネルを使用) x1または追加の内部ノード(FlexRay バス同期用) x1
Flex Rayトランシーバ: NXP TJA1082、254 バイト(最大ペイロード)、10 Mbit/s (最高速度)
LIN 1チャンネル、LIN V2.2A
LINトランシーバ: MCZ33661EF

ステータス表示

LED 動作、インターフェース、同期の状態

対応するハードウェア

PC/ETASアップストリームモジュール PC(イーサネットポート搭載)、ドライブレコーダ ES820
ETASダウンストリームモジュール ネットワーク/インターフェースモジュール ES523、ES592、ES593-D、ES595、ES600.2、ES88x 、 計測モジュール ES4xx/ ES6xx、プロトタイピング/インターフェース モジュール ES910.3 、マルチ入出力モジュール ES930、XETKおよびBR-XETK(CBEB105 BroadR-Reachメディアコンバータを使用)

対応するソフトウェア

INCA INCA 7.4.3以降
ファームウェアアップデート HSP V13.7.0以降
サードパーティソフトウェアのサポート サードパーティソフトウェア使用の有効化(BOA、 XCP)https://www.etas.services/en/downloadcenter/18102.php

ウェイクアップ管理

スタンバイモード:ホストイーサネット、AEノード、CAN-FDノード、CANノード、CAN XLノード、FlexRayノード、LINノードのいずれからもデータトラフィックシグナルが検出されない場合、システムは自動的にスタンバイモードに切り替わります。 スタンバイモード:ホストイーサネット、AEノード、CAN-FDノード、CANノード、LINノードのいずれからもデータトラフィックシグナルが検出されない場合、システムは自動的にスタンバイモードに切り替わります。
ウェイクアップモード:ホストイーサネット、データトラフィック、またはAEノード、CAN-FDノード、CANノード、CAN XLノード、FlexRayノード、LINノードの少なくとも1つがデータトラフィックを検出すると、システムは自動的にオンモードに切り替わります。 ウェイクアップモード:ホストイーサネット、データトラフィック、またはAEノード、CAN-FDノード、CANノード、LINノードの少なくとも1つがデータトラフィックを検出すると、システムは自動的にオンモードに切り替わります。

補足

[1] ES891モジュールにおいて、FlexRayインターフェースを使用しない場合は、5チャンネルのCAN/CAN FDインターフェースを使用できます。

本製品は自動車用アプリケーションでの使用のために開発、発売されています。他ドメインで使用する際は、ETASまでお問い合わせください。