INCAソフトウェア製品: INCAは、ECUの開発やテストのほか、実車、テストベンチ、PC(仮想環境)といったさまざまな状況における電子制御システムの妥当性確認や適合に導入され、世界中の60,000人以上のユーザーが開発プロジェクトや生産プロジェクトでこのツールを使用しています。INCAで記録された測定データは、標準的な測定データフォーマット(MDF)で保存してEATBにインポートすることができます。
Measure Data Analyzer(MDA): EATBにおいて特定の範囲内で限界値からの偏差が検出された場合は、生成されたレポートをMDAにインポートしてさらに詳細に分析することができます。これにより特定の測定データの相関関係を詳細に調査できるため、正しい結論を導くことが可能です。EATBでの「一次的な分析」とMDAでの集中した「掘り下げ」により、データ分析を最大限に効率化することができます。
ES820:ETASのドライブレコーダES820は、テストベンチや路上テストにおける大量のデータや量産車の長期試験のデータを記録することができ、このデータ(MDFフォーマット)はEATBに簡単にインポートして処理することができます。
EATBは、MATLABをベースとしたツールです。独自のテンプレートを作成して編集することができるため、別のツールを使用することなく、最大限に効率化されたデータ分析を行うことができます。
互換フォーマット
レポートはHTML5形式で出力されるので、任意のウェブブラウザを使用してどこからでもアクセスでき、対話的に操作することができます。さらに、RESTインターフェースを使用して独自の機能を追加して統合することもできます。レポートビューワでは、オープンインターフェースの1つであるJSON交換フォーマットを利用することができます。また、jpg、png、csvファイル形式でデータを出力することも可能です。